プリンタはキヤノンを使っています(PIXUS-860i)。エプソンもそうなのですが、インクはなんであんなに高いのか!?
それを反映して詰め替え用のインクが店頭をにぎわしています。しかし、入手しやすい詰替用インクはコストメリットがいくらもありません。しかもキヤノンのカートリッジはいかにも詰め替えてくださいといわんばかりの透明容器です。これはやるしかあるまい。
とにもかくにもインクが入手できなくてはなりません。安価なものとしては次のものがあるようです。
部位 30cc 70cc 80cc 100cc 200cc ink77 500円 700円 1100円 別途送料 リフインクのページ 200円 400円 別途送料 ink77さんではいろいろなパーツ、注射器などのツール類なども販売しておられます。また、両者で(そしてメーカ純正品とも)色は違うと思われるので(私自身はink77のインクを購入しました)、混ぜて使用したりせず、どちらかに決めたあとは、浮気せずに同じものを購入することをお勧めします。インクを変えるたびに色合わせが必要になってしまいます
ほかに準備するものとしては、
部位 入手方法 メモ 空きカートリッジ 使い切ったカートリッジ インクタンクのキャップ カートリッジをプリンタに装着するときにはずしてしまうオレンジ色のあれ
捨てずに残しておきます捨ててしまっていたらラップなどでしっかりとふたをすればよいです 穴あけ用のバイスなど 100円ショップにて入手可
ドリルでもよい2〜3mm程度の大きさの穴があけられればよい アルミテープ 100円ショップ
台所用品アルミテープでなくとも、あけた穴をふさげればよいが、粘着力が強力なものでないと、使っているうちに剥がれて空気漏れにより、インクがボタボタと漏れ出す
セロテープなどでは問題あるようですインク 上の表参照 注射器 インクと同時に入手できる
東急ハンズ
千石電商最近はいたずら防止ということで入手しずらくなってきました
どうしても入手できなければ、かかりつけのお医者さんでおねだりしましょう輪ゴム 太い強力なもの
インクの充填はインクがなくなったらなるべく速やかに行う必要があります。タンクの中に詰まっているスポンジが乾いてしまったら再利用できなくなります ピンバイスやドリルなどでこの位置に穴をあけます
削りくずが中にはいってもかまわないようです
一般には背中(ラベルなどが貼ってある面)に穴をあけるようですが、この位置(側面の角)ですと作業がしやすい(充填中のインク漏れがおこりにくい。タンクを下に置いて作業ができる。)です。
ただあとで穴を塞ぐためにテープを貼りますので、あまりはじっこですとテープで穴をふさげなくなってしまうので注意します。
後で穴をふさぐためのアルミテープを適当な大きさに切っておきます セロテープなどは粘着力が弱く、後で空気漏れを生じインク漏れの原因となるので、粘着力が強いアルミテープが最適です。最近では100円ショップで入手できます。
インクの出口をカートリッジを買ってきたときについていたオレンジ色のキャップでふさぎ、しっかりと輪ゴムでとめます
ここをしっかりとふさがないと、インクを注入したときにボタボタと漏れてしまいます
下には新聞紙などを敷いて、汚れても大丈夫なように・・・
オレンジのキャップを捨ててしまっている場合にはラップなどでしっかりとインク出口を塞ぎます
注射器にインクをとります さきほどあけた穴から注入します いっぱいになるまで注入します ある程度注入すると左側のスポンジに吸収されてインクが見る見る減りますので右側のタンク(キヤノンではサブタンクと呼んでいる。スポンジが詰まっている方がメインタンクらしいです)に8割程度まで注入します
注入できたら穴をアルミテープでしっかりとふさぎます ここをしっかりと塞いでおかないと、インクがボタボタ漏れてしまいます
インクは染料ですので、直射日光などで退色してしまいます。 このような瓶に入れておけば安心です
100円ショップでピンバイスが入手できるのでよい世の中になりました。
インクコストは純正品の1/20で済んでしまいます。ただ、色合いが若干違いますので、ドライバの設定で微妙な色合わせの設定をする必要があります。
写真印刷の場合には色合わせの手間を考慮すると、お金を出して手間を削減した方がよいとの考え方もあります。一方文書中のグラフや図などのように微妙な色合いは関係ない場合はインクの詰替の手間は微々たるものですので、圧倒的なメリットがあります。